【移住情報】東京と福岡県糸島市で二拠点生活

ともに暮らす.com(トモクラ)では起業家やこれから起業を考えている人に、九州・沖縄・山口の移住情報を、東京都在住のフォトライター・奏(かなで)ララがお届けします。

2月16日から21日まで、東京・市ヶ谷で開催されていた【若林 菜穂/石島 小夏/鹿取 美希】展示会に行ってきました。

お目当ては、以前私のライフワークでもある干し芋会(【移住情報】山口県萩市・参照) に娘さんと親子で参加していた石島小夏さん。

石島さんは現在、東京と福岡県糸島市で二拠点生活をおくりながら、アーティストとして活動しています。

そこで今回は、二拠点生活をはじめたきっかけや現状など根掘り葉掘りお話を伺いました。

関連記事→【移住情報】福岡県糸島市

【二拠点生活をはじめた先輩の声】

石島小夏さん  Artist&Coach COLORAN KORAN代表、劇団アンリミテッド(仮)座長。

多様性や死生観に無邪気な遊び心を加え表現。
ご自身の内側に眠る世界観を表現するセッションや、テーマに沿ったオリジナルアート制作は、神楽坂&糸島、オンラインで承っている。

関連リンク→Artist&Coach COLORAN KORAN劇団アンリミテッド(仮)

一一石島さん、お久しぶりです。展示会の開催おめでとうございます!

ありがとうございます。

一一どの絵も色彩豊かで素晴らしいです。どのようなきっかけで、絵を描くようになったのですか?

絵を描くようになったのは10ヶ月ぐらい前からです。それまでは、カラーペンで真っ白な無地のノートに心に浮かんだ事を“そのまま”描き出していましたが、カラーペンを絵の具にしたら楽しいんじゃないかなと思い、このスタイルになりました。今は絵の具と筆がしっくりきます。

一一幼少期から絵に興味を持っていましたか?

父親が陶芸家なので幼い頃から上手い人ばかり見てきて、自分には表現力がなく向いていないと思い込んでいました。その後芸術系と関係ない大学に進み就職しましたが、やりたいことじゃないからずっと苦しかったです。
自分が全力で打ち込める何かを探して迷走していた時期が長いです。

言葉だけでは表現しきれない感情を出したい、内側から出るエネルギーを出したいと思ったとき、誰にも邪魔されずにぶつけられるのは絵だと気が付きました。そこから表現活動が始まりました。

●二拠点生活をスタートした経緯について

一一どのようなきっかけで、東京と糸島で二拠点生活をはじめたのですか?

以前から漠然と移住に興味がありましたが、きっかけはコロナ禍になり夫が在宅ワークになったのと、友人の紹介で家族で「唐泊(からどまり)VILLAGE」(福岡県福岡市)のアートキャンプに参加したことです。

あと友人が数人糸島にいて、実際に行ってみたら海がきれいで糸島の地に足がついた南国感がしっくりきました。

移住については糸島の「ゲストハウスいとより」に相談しました。
娘(7才)は学校に通っていないのですが、オルタナティブスクールを紹介してもらい現在そこに通っています。

一一いつから二拠点生活をスタートさせたのですか。

昨年の10月末からなので4ヶ月前からです。

車の運転に慣れていないから不便を感じますが、糸島に住んでから娘が幼い息子と遊ぶようになったり、コロナで10日間隔離期間中に、周りの住民の方々やゲストハウスの方々に物資をいただいたり、といつも助けていただいているので移住して良かったと思います。

福岡県糸島市


一一東京と糸島どちらにいることが多いですか?

1ヶ月のうち1週間から10日は東京で仕事をして、残りは糸島にいます。

一一移住の際に助成金は利用されましたか。

糸島に住民票を移していないので、利用していないです。

一一これから二拠点生活を考えている人たちに、メッセージをお願いします。

旅行だと生活にまで入り込めませんが、二拠点生活は各拠点の社会に入れてそれぞれの社会生活に入りこめて、故郷が増える感じで私は楽しいです。

糸島は自然が多いので落ち着きますが、人間関係においては現在糸島が”開拓中”なので、東京にいる方が落ち着きます。

いくつかの社会に入ることに興味があるのなら、二拠点生活をおすすめします。

【まとめ】

石島さんとは昨年10月に一度リアルでお会いして以来、久々の再会でした。

二拠点生活について今年中に取材させていただきたいと思っていたので、意外と早く叶ったので驚いています。

福岡県糸島市

今回取材して思ったことは、長年都会で生活している自分が地方に移住することは物凄くハードルが高いですが、二拠点生活だったら出来るかもしれないと、移住が少し身近に感じました。

いきなり完全移住は難しいけど二拠点生活ならやってみたいと興味があるなら、移住者が多い糸島市ではじめてみてはいかがでしょうか。

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